メタリカ、アルバムにインスパイアされたコラボ・ウェアがサーフ・ブランドBillabong LABから発売
メタリカ、アルバムにインスパイアされたコラボ・ウェアがサーフ・ブランドBillabong LABから発売

 メタリカとサーフ・ブランドのBillabong LABがコラボした新商品が発表された。メタリカのアルバム5作からインスパイアされたシリーズは、2020年3月まで毎月新デザインが登場する。

 2019年10月23日に販売が開始された第一弾は、通称“ブラック・アルバム”とも呼ばれている、1991年に発表されたセルフタイトル・アルバムがデザインされている。メタリカのロゴが入ったボード・ショーツ、Tシャツ、ジャケット、ウェットスーツからなる、黒を基調とした渋いコレクションだ。

 “アーティスト、ミュージシャン、デザイナー、フォトグラファーなどをサポートする部門”であると紹介されているBillabong LABのウェブサイトには、同アルバムについて、「1991年の夏にリリースされ、瞬時に名作の仲間入りを果たした、シンプルに“メタリカ”と題されたアルバムは、紹介など必要なかった。彼らはすでに到着していたからだ」と記載されている。

 また、「メタルは良い激情だ、ほとんどサーフィンに近い、海のリズムに出ている時のような」と、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロがメタル音楽とサーフィンを比較しているコメントが引用されているほか、プロ・サーファーがウェアを着用して波に乗っているイメージ動画も公開されている。

 メタリカは、Billabongと2007年にもコラボしており、チャンピオン・プロ・サーファーだった故アンディ・アイアンズを追悼するアパレル・コレクションで、『デス・マグネティック』がテーマとして起用されていた。

 Billabong LABグローバル・マーケティング部長のエヴァン・スレーターは、「メタリカとBillabongの長年の関係を活用し、このプレミアム・コラボを通じて彼らがサーフ文化に与えた多大な影響を祝うことができて非常に嬉しい。ジャンルそのものを特徴付けるメタリカによるアルバム・アートワークと、Billabong LABのアパレルやウェットスーツの進歩的なデザインを結び付けると、部分の和よりはるかに大きなものが生まれた」と声明でコメントしている。