ミック・ジャガー、出演映画が【ベネチア国際映画祭】クロージング作品に決定
ミック・ジャガー、出演映画が【ベネチア国際映画祭】クロージング作品に決定

 ミック・ジャガーが俳優として出演しているジュゼッペ・カポトンディ(Giuseppe Capotondi)監督のネオ・ノワール・サスペンス映画『The Burnt Orange Heresy (原題)』が、今年の【第76回ベネチア国際映画祭】のクロージング作品に選ばれた。アウト・オブ・コンペティション扱いで授賞式後に上映される。

 ミックは、現代イタリアが舞台のこの作品で有力な美術品収集家のキャシディを演じている。カリスマ・アート評論家のジェイムズ・フィゲラス(クレス・バング)と、大胆で魅力的なアメリカ人女性バーニース・ホリス(エリザベス・デビッキ)のカップルは、コモ湖沿いにたたずむキャシディの豪勢な屋敷に招かれ、ドナルド・サザーランド演じる隠遁生活を好む芸術家ジェローム・デブニーのスタジオから、どんな手を使ってでも彼の名作を盗んでくるよう依頼される。だが、デブニーに近づき、彼と一緒に時を過ごすうちに、自分たちのミッションやデブニーの正体が見掛けと全く違うことに二人は気付き始める、というストーリーだ。

 2019年8月28日から9月7日にかけて開催される【第76回ベネチア国際映画祭】のオープニング作品には、是枝裕和監督の最新作『真実』が選ばれている。