ヴァンパイア・ウィークエンド、新ALのタイトル発表&収録曲2曲公開
ヴァンパイア・ウィークエンド、新ALのタイトル発表&収録曲2曲公開

 現地時間2019年1月24日、ヴァンパイア・ウィークエンド(VW)が、18曲入りの4thスタジオ・アルバム『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』を<コロムビア・レコード>から今春リリースすることを発表し、「Harmony Hall」と「2021」と題された2曲の収録曲を公開した。

 2013年の『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』以来初となるアルバムのタイトルは、“花嫁の父親”を意味し、フロントマンのエズラ・クーニグが数年前に決めたものだそうだ。プレス・リリースによると、クーニグは「ここ最近の自分の人生における大きな進展」以前にタイトルをつけていたと明かしている。彼は、長年のパートナーで、女優/監督として活躍するラシダ・ジョーンズとの間に、昨年第一子が誕生している。

 さらにプレス・リリースは、「VWらしく、タイトルには意味のレイヤーが複数あり、バンドの特徴的なパラドックスを示している:どんなプレイリスト―または、カー・ラジオ、TV番組、映画のサントラ、空港のPAで違和感なく存在する曲であるとともに、じっくりと聴くことでその複雑さが明らかになる」と書かれている。

 今回公開された1曲目の「Harmony Hall」は、明るく、ポップなナンバーに仕上がっている。曲は、クーニグが作曲し、彼の友人で、長年のコラボレーターであるアリエル・リヒトシェイドと元VWのロスタム・バトマングリがプロデュースを担当している。よりスロウで、不穏な2曲目の「2021」は、クーニグと細野晴臣がクレジットされており、プロデュースはクーニグとリヒトシェイドによるものだ。

 先週クーニグは、アルバムがリリースされるまで新曲を毎月2曲づつ、3回に分けて公開していくと発表している。