RAD新作総合首位、星野源×M・ロンソンW公演、イエモン19年ぶり新AL発売:今週の邦楽まとめニュース
RAD新作総合首位、星野源×M・ロンソンW公演、イエモン19年ぶり新AL発売:今週の邦楽まとめニュース

 2018年12月24日付の総合シングル・チャート“JAPAN HOT 100”で、SKE48の「Stand by you」がセールス1位、ルックアップ15位、ラジオ63位、Twitter26位で総合首位を獲得した。通算24作目となる本シングルは、前作『いきなりパンチライン』の初週売上枚数とほぼ変わらず、初週で270,083枚を売り上げている。総合2位のDA PUMP「U.S.A.」、3位の米津玄師「Flamingo」、4位の米津「Lemon」は前週とほぼ同ポイントでチャートイン。注目はあいみょんの「今夜このまま」で、ストリーミングで7週連続1位、ルックアップ3位、カラオケ24位、ラジオ9位と、各指標のポイントを稼ぎ順位を先週9位から6位に上げている。

【ビルボード】27万枚を売り上げたSKE48「Stand by you」が総合首位獲得
【ビルボード】SKE48『Stand by you』が270,083枚を売り上げ週間シングル・セールス首位獲得

 総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、RADWIMPSの『ANTI ANTI GENERATION』が総合首位を獲得した。ONE OK ROCKのTakaやあいみょんらも参加する本作は、初週売上73,661枚でセールス1位、ダウンロード1位、ルックアップ1位と、当チャートを構成する全指標を制覇。これは、宇多田ヒカル『初恋』が7月9日付チャートで達成して以来、24週ぶりの快挙となる。続く2位は、DA PUMPの12年ぶりのベスト・アルバム『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』。現体制となってから初めてのアルバム作品で、ダウンロード6位、ルックアップ13位と少々伸び悩んだが、49,784枚を売り上げてセールス2位を記録している。

【ビルボード】RADWIMPS『ANTI ANTI GENERATION』が総合アルバム首位 クイーン旋風は止まらず
【ビルボード】RADWIMPS『ANTI ANTI GENERATION』が73,661枚を売り上げ週間アルバム・セールス首位獲得

 12月19日にアルバム『POP VIRUS』を発売した星野源が、マーク・ロンソンとのダブルヘッドライナーショー【LIVE in JAPAN 2018 星野源×Mark Ronson】を、12月17日に千葉・幕張メッセで開催した。「アップタウン・ファンクfeat. ブルーノ・マーズ」などで会場を沸かせたマークの後に登場した星野は、「地獄でなぜ悪い」や大ヒット曲「恋」、「アイデア」、ライブ初披露の「肌」など、アンコールを含め計11曲を披露。本公演は星野が今年唯一出演したライブだったが、2019年には新作を引っ提げた5大ドームツアーが控えている。

星野源×マーク・ロンソン、幕張メッセで行われたダブルヘッドライナーショーが大盛況で終了

 井上陽水が、50周年記念ライブツアー【井上陽水 50周年記念ライブツアー 『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~】を、2019年4月よりスタートさせることを発表した。今年 9月1日にデビュー50年目を迎えた井上陽水は、ツアー発表にあわせて、理髪店のようなところで新聞を読む新しいビジュアル写真も公開している。

井上陽水、50周年記念ライブツアーの開催決定

 THE YELLOW MONKEYが、来年4月17日に19年ぶりのオリジナル・アルバム『9999』を発売する。米ロサンゼルスでレコーディングされた本作には、2016年の再結成以降に発表された楽曲や、1月10日から放送スタートのドラマ『刑事ゼロ』の主題歌「I don't know」などが収録される。また新作を引っ提げた全国アリーナツアー【THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019】も4月27日よりスタート。現在、オフィシャルファンクラブでチケット最速先行受付中だ。

THE YELLOW MONKEY、19年ぶりのオリジナル・アルバム『9999』リリース&全国アリーナツアー発表

 ほかにも新クールのドラマ主題歌が続々決定。まず、北川景子主演の『家売るオンナの逆襲』の主題歌に斉藤和義の新曲「アレ」が決定した。1年6ヶ月ぶりに、ドラマ主題歌を書き下ろした斉藤は、「踊れるコメディも、考えさせられるシリアスも、どちらの要素もあるドラマだと思ったので、そんな曲にしたいと思いました」とコメント。さらに、菅田将暉主演の『3年A組―今から皆さんは、人質です―』には、ザ・クロマニヨンズが今年8月にリリースした「生きる」が決まった。先日彼らのライブを観たという菅田は「この『生きる』が主題歌になることでドラマ内での人物と造形物の“生き様”に赤い血が頭の先から足先までびっちり通うことができます。本当にありがとうございます。これ以上ない主題歌に心から感謝しています。」とコメントしている。

斉藤和義、北川景子主演ドラマ『家売るオンナの逆襲』主題歌に新曲「アレ」を書き下ろし
ザ・クロマニヨンズ、約3年ぶりドラマ主題歌決定

 最後に、大晦日の『NHK紅白歌合戦』に出演する女性グループ/シンガーのラストライブの模様をお伝えする。まず、AKB48グループの毎年恒例の【AKB48紅白対抗歌合戦】が12月16日に開催された。今年で第8回を迎えた本公演には総勢174名が出演し、白熱した戦いを見せ、昨年に引き続き紅組が勝利。最後は全員で「Joyful, Joyful」を歌い、ファンに感謝を伝え、今年最後のAKB48グループコンサートに幕を下ろした。また、あいみょんは、【AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-】の最終公演を開催。「本日ファイナルです。最後の最後、全力を出し切って終わらせたいと思います」と挨拶し、中盤で「君はロックを聴かない」~「貴方解剖純愛歌~死ね~」とテンション高めパフォーマンスで、会場を盛り上げた。「太陽の塔を観に行ったら、周りに見覚えのある花がたくさん咲いてて、運命だと思いました。今年はマリーゴールドという花がいろんなものを運んできてくれたので、最後はその曲で終わろうと思います」と人気曲「マリーゴールド」を歌い上げて、本編は終了。ライブ終了後には、2月13日にニュー・アルバム発売、そして2月18日に初の日本武道館公演が決定したことを発表し会場を沸かせた。

AKB48、毎年恒例の紅白対抗歌合戦を開催 ライブレポートが到着
あいみょん、10都市11公演に及ぶ全国ツアー完遂 ファイナル公演のライブレポートが到着

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