【ビルボード】西野カナのベスト2作品が総合アルバムTOP2独占 [ALEXANDROS]の7thアルバムが続く
【ビルボード】西野カナのベスト2作品が総合アルバムTOP2独占 [ALEXANDROS]の7thアルバムが続く

 2018年12月3日付(集計期間:2018年11月19日~11月25日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、西野カナのベスト・アルバム2作品がトップ2を独占した。

 今年デビュー10周年を迎えた西野が、5年ぶりのベスト・アルバムとして11月21日にリリースした『Love Collection 2 ~pink~』と『Love Collection 2 ~mint~』が、それぞれ58,154枚と57,019枚を売り上げ、フィジカル・セールス部門の1位と2位を独占したことは既報の通り。他指標では『Love Collection 2 ~pink~』がダウンロード3位、ルックアップ4位、『Love Collection 2 ~mint~』がダウンロード4位、ルックアップ6位となっており、全指標で上位を維持していることから、次週以降も好調なチャート・アクションを見せるのではないかと思われる。

 なお、同一アーティストによる“HOT ALBUMS”トップ2独占は、2018年5月21日付のLiSA以来の達成で、2018年に入ってから2組目となる快挙だ。

 [ALEXANDROS]の約2年ぶり、通算7枚目のオリジナル・アルバムとなる『Sleepless in Brooklyn』は、フィジカル・セールス3位、ダウンロード5位、ルックアップ2位をマーク、総合3位にデビューした。また、『ラブライブ!』シリーズの最新作で、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のデビュー・アルバムとなる『TOKIMEKI Runners』は、フィジカル・セールスで[ALEXANDROS]に続く4位をマークしたものの、他指標が振るわず総合5位に。

 その虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を抑え、当週総合4位に入ったのは、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のオリジナル・サウンドトラック。総合順位こそ前週から2つ落とす形となったが、フィジカル・セールス前週比156%、ダウンロード前週比121%、ルックアップ前週比128%と、全指標が右肩上がりの成績を記録した。また当週は、このサントラを除き、計5作品のクイーンのアルバムが100位内に入っているが、いずれも前週から順位を上げている。興行通信社によると、日本公開から3週目を迎えた映画の興収も前週を上回っているようなので、6週目のチャートインとなったサントラも、いまだ訴求の伸びしろが残っていると言えるのかもしれない。引き続き動向を追っていきたい。

 そのほか当週は、声優の神谷浩史による7枚目のミニアルバム『TOY BOX』、2019年春に自身初のホール・ツアーを行うClariSの約2年ぶりオリジナル・アルバム『Fairy Party』が初登場トップ10入りを果たした。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『Love Collection 2~pink~』西野カナ
2位『Love Collection 2~mint~』西野カナ
3位『Sleepless in Brooklyn』[ALEXANDROS]
4位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
5位『TOKIMEKI Runners』虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
6位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
7位『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼
8位『TOY BOX』神谷浩史
9位『Fairy Party』ClariS
10位『BOOTLEG』米津玄師
11位『グレイテスト・ヒッツ』クイーン
12位『LOOKING FOR THE MAGIC』GLIM SPANKY
13位『夢眠時代』夢眠ねむ
14位『重力と呼吸』Mr.Children
15位『DELTARUNE Chapter 1 オリジナルサウンドトラック』(ゲーム・ミュージック)
16位『正しい偽りからの起床』ずっと真夜中でいいのに。
17位『wizard』ビッケブランカ
18位『アンコール』back number
19位『ラブとポップ ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和』DJ和
20位『デュエル・ギグ!VOL.3』(ゲーム・ミュージック)