ライブハウス EX シアター六本木で開催されたライブより、選りすぐりの楽曲をフル尺でお届けする番組『EX シアターTV Live』。9月16日放送では、6月24日に開催された【泉谷しげる ユーキャン presents＜45 周年特別公演＞ ライブ オブ レガシー ～LIVE of LEGACY～】の模様が放送される。
デビュー45周年、自身の69歳の誕生日に販売した10枚組のCDコレクション『泉谷しげるの新世界 / アートオブライブ！』のリリースを記念して開催された本ライブ。2部構成となる1部では、コレクションの中のニューアルバム『舞い降りる鷹のように』を、藤沼伸一（g）、渡邊裕美（b）、板谷達也（dr）、小林香織（sax,fl）というバンドメンバーを率いて曲順通りに、全10曲を披露した。
1曲目「レガシー」から、大合唱が巻き上がった2017年版「春夏秋冬」まで、容赦なくノンストップで走り抜ける。「イヤだなあ、買わせようという魂胆。45周年なんてどうだっていいんだ！ 別に興味もねぇしさ！ いや、ありがとうございます」と、ちょっぴりお茶目な泉谷節を飛ばして、観客を喜ばす一幕も。
休憩をはさんだ第2部は、渡邊裕美、板谷達也と泉谷の3人編成からスタート。「おまえらよ、盛り上げてくれよ！」と観客を煽ると、「褐色のセールスマン」「終わりへの旅」などを3曲続けてギターをかき鳴らす。小林香織と藤沼伸一が再登場し、泉谷のシャウトが会場に響き渡り、「翼なき野郎ども」へ。会場の熱気は最高潮に達し、最前列に押し寄せるオーディエンス。ここでまた泉谷節が炸裂する。「水差して悪いんだけどよ、少し下がってくれ。ここはそういうところじゃなかったみてえだ。」と制し、「おそらくここは2度と使えない」と笑わせた。2部のラストは「野性のバラッド」で、観客と連続ジャンプ。さらに、なぜか腕立て30回を敢行すると、客席に飛び降りて会場をのし歩き始める。全身全霊で歌いあげる泉谷の姿は、凄みと温かみを感じる。ライブタイトルのとおり、まさに伝説のライブとなった。
ライブ写真：石津大助
◎放送概要
『EX シアターTV Live』Vol.67
【泉谷しげる ユーキャン presents＜45 周年特別公演＞ ライブ オブ レガシー ～LIVE of LEGACY～】
放送日時：
9月16日（土）よる11時～深夜12時（初回）
9月23日（土）よる11時～深夜12時（リピート）
チャンネル：テレ朝チャンネル1
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小島よしお
しいたけ.
ジェーン・スー
