リル・ウェインの獄中手記、予定から4年遅れで遂に出版へ
リル・ウェインの獄中手記、予定から4年遅れで遂に出版へ

 リル・ウェインの刑務所体験記を記した著書『Gone Til November』が、ようやく発売に至るようだ。出版社であるペンギン・ランダムハウスは、同著を10月11日に出版すると発表した。予定された発売日から4年近くも遅れての出版となる。

 当初は2012年初旬の出版が発表された同ラッパーの自伝だが、その後、アシェット・ブック・グループの1部門、Grand Central Publishingから同年11月に出版される予定となっていた。

 176ページにわたる同書について、ペンギン・ランダムハウスは「極めてパーソナルな内容で、彼が2010年にライカーズ島で投獄されていた8か月間を暴露したもの」と説明。ウェインの手記は、自身の考えや気持ち、出会った人々、プラン、家族、子供、自身の過去とこれからの事についてを詳細にわたり綴っているそうだ。

 6月前半、プライベートジェットで移動中に軽度の発作を起こし緊急着陸させたウェイン。2013年にはてんかんであることを自ら認め、ストレスを感じたり働き過ぎると「発作を起こしやすい」とした。

 また、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”ではこれまでに、2008年の『Tha Carter III』、2010年の『I Am Not a Human Being』、2011年の『Tha Carter IV』の3作でNo.1を獲得。ソング・チャート“Hot 100”では2008年に「ロリポップ」で1位を記録している。