【グラミー賞】が第58回にして初めて全米に生放送されることに
【グラミー賞】が第58回にして初めて全米に生放送されることに

 【グラミー賞】受賞式が初めて、太平洋標準時(PST)と山岳部標準時(MST)という米国の2つのタイムゾーンで生放送されることになった。生放送を決めた放送局は【第58回 グラミー賞】を太平洋標準時(PST)の午後5時から8時半、山岳部標準時(MST)では午後6時から9時半に放送するという。昨年の授賞式は2,480万人が視聴した。

 【アカデミー賞】、【エミー賞】、【ゴールデングローブ賞】など、その他の主なアワードはすでにアメリカ全土で生放送されている。ソーシャル・メディア上や報道機関から米国の西半分の視聴者に結果がネタバラシされるのを防ぐためでもあるのだ。

 レコーディング・アカデミーおよびグラミー・ファウンデーション会長のニール・ポートナウは、「この件について何年もCBSと話し合ってきましたが、今年、さまざまな要素が重なり、新しいモデルを試して視聴者の反応を見る良い機会だということで総合的に合意しました。西海岸のテレビ視聴者が初めて【グラミー賞】をライブで観られることをお伝えでき、大変嬉しく思います」と話している。

 2月15日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われる今年の【グラミー賞】は、LLクールJがホストを務め、今回参加するCBS系列局と傘下の放送局を通じて東部標準時(EST)午後8時より全米で生放送される。