Album Review:キャリアを重ね、傷つくほどに美しい、デスキャブの新章を受け止めさせる4年ぶりの新作『金継ぎ』

2015/05/14 11:00

 「金継ぎ」とは、日本の伝統的な修復技術だ。陶磁器の破損箇所を漆で接着し、その上に金を撒く。金を使用するのは、見栄えの美しさもさることながら、人体に無害であるために食器として使い続けることが可能だからである。装飾法の金蒔絵と同じ理屈だ。骨董品を鑑賞物ではなく日用の道具として捉える、「モッタイナイ」の価値観を代表する技術と言えるだろうか。金継ぎを施された器は、一層の愛着と趣を楽しむことが出来るという。それも、昔読んだ漫画の受け売りだが。

あわせて読みたい

  • デス・キャブ・フォー・キューティー 4年ぶりの新作『金継ぎ』を4月に日本リリース

    デス・キャブ・フォー・キューティー 4年ぶりの新作『金継ぎ』を4月に日本リリース

    Billboard JAPAN

    1/14

    ザ・サーマルズ 元デスキャブのクリスがプロデュースを手掛けた最新作が完成

    ザ・サーマルズ 元デスキャブのクリスがプロデュースを手掛けた最新作が完成

    Billboard JAPAN

    1/27

  • 大森靖子、新曲「NIGHT ON THE PLANET -Broken World-」配信リリース決定

    大森靖子、新曲「NIGHT ON THE PLANET -Broken World-」配信リリース決定

    Billboard JAPAN

    10/22

    デス・キャブ・フォー・キューティー、リリース15周年を迎えた名盤をライブで全曲再現

    デス・キャブ・フォー・キューティー、リリース15周年を迎えた名盤をライブで全曲再現

    Billboard JAPAN

    10/9

  • デス・キャブ・フォー・キューティー、ニューアルバムの制作を開始

    デス・キャブ・フォー・キューティー、ニューアルバムの制作を開始

    Billboard JAPAN

    10/11

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す