マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズ 米ビルボード・シングル・チャートで遂に5週目のNo.1をマーク
マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズ 米ビルボード・シングル・チャートで遂に5週目のNo.1をマーク

 絶好調なマーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」が、今週の米ビルボード・シングル・チャートで、ついに5週目のNo.1をマークした。

 5週目の首位にして、自己最高ポイントを獲得!そしてブルーノにとっては、「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」(2013年6週)に続く、首位獲得回数を更新し、次週No.1をマークすることで、その記録と並ぶことになる。すでに、2015年の年間チャートTOP10入りが期待される大ヒットとなった「アップタウン・ファンク」。この曲が収録されているマーク・ロンソンの4thアルバム『アップタウン・スペシャル』も絶好調で、先週の10位から7位へ、この曲の大ヒットによりその名のごとく、アップした。

 さて、いよいよ日本時間2月9日(月)に開催される、第57回グラミー賞が目前になったところで、ノミネート曲、パフォーマンス予定のアーティストによる楽曲が、好調な動きをみせている。特に受賞が期待される、2位のエド・シーランや3位のホージア、2曲が同時にTOP10内ランクインし続けている、テイラー・スウィフトとメーガン・トレイナーは、今回のグラミーの顔といってもいい。また、直前で楽曲の著作権問題で話題をよんだ、サム・スミスもやはり期待したいところ。その「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」は、先週から5ランクアップし、21位まで上昇した。

 その第57回グラミー賞でパフォーマンスが予定されている、リアーナ&カニエ・ウェスト、ポール・マッカートニーによるトリオソング「フォー・ファイヴ・セカンズ」が、先週の54位から15位へ、ジャンプアップした。

 モノクロのシンプルなバックに、アコースティック風味のサウンドが印象的な、超ビッグスター3人によるコラボレーションで、そのPVが公開されたことを受け、ストリーミングポイントが急上昇し、TOP20入りを果たした。グラミーでのパフォーマンス後は、その効果によりTOP10入りも間違いなさそうで、女性アーティストとしてはマライア・キャリーに次ぐ首位獲得記録を保守するリアーナが、また記録を更新するか、期待したいところ。この曲は、リアーナの8thアルバムからの先行シングルともささやかられているが、現時点ではそのアルバムのリリース日などは公開されていない。

 TOP10入り間近となっているのは、ピットブル&ニーヨの「タイム・オブ・アワ・ライヴス」。昨年11月にリリースされた、ピットブルの8枚目のスタジオ・アルバム『グローバリゼーション』からの5thシングルで、ラップチャートでは先立ってNo.1を獲得した。ニーヨとのコラボは、2011年の「ギブ・ミー・エヴリシング」以来実に4年ぶりで、この曲はピットブル初の首位獲得となり、同年の年間5位にランクインする大ヒットに至った。それだけに、今回のチャートアクションも見逃せない。