(※イメージ)
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 映画『アナと雪の女王』の爆発的ヒットが、世界中の新生児の名前にも大きな影響を及ぼしていることが明らかになった。育児サイトBabycentre.co.ukによると、同ディズニー映画でイディナ・メンゼルが演じた雪の女王“エルサ”が、赤ちゃんの名前として人気上昇中だという。


 同キャラクターの名前が新生児の名前トップ100に入ったのは今回初めてで、88位にランクインしているとのこと。スウェーデンでは特に人気で、3番目にポピュラーな名前になっているという。


 また、エルサの妹“アナ”(クリスティン・ベル)の名前は常に人気で、1990年以来トップ50に入り続けている。現在、全米では35位となっており、オーストリアやハンガリー、アイスランド、デンマーク、イタリア、ノルウェー、オランダではトップ12以内に入っている。


 英ディズニーのVP、アナ・ヒルは声明にて、「エルサが新生児の名前として人気だということは我々としても喜ばしいことであり、また、かわいらしいことに多くのご家庭で実際にご兄弟がそれを選んでいると聞いております。私たちは『アナと雪の女王』への反応に圧倒されており、今や同映画はこれまでで5番目に大きな作品となりました。エルサの恐怖との闘い、そしてその闘いの助けとなる家族の強い絆が、各ご家庭に本当に結びついているのです」と話している。


 なお、新生児の男の子の名前では、2014年に“ローガン”が33ランク上げて14位となり、これまでで最も人気上昇率の高い名前となった。これは、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが通称“ローガン”として知られていることから、『X-メン』シリーズの人気が要因となっている可能性もある。同記事はTHR.comに掲載されていた。