『Xファクター』の覇者オリー・マーズが最強ガールを破り洋楽チャート首位
『Xファクター』の覇者オリー・マーズが最強ガールを破り洋楽チャート首位

 大物アーティストのリリース・ラッシュで混戦が続くBillboard JAPAN洋楽チャート。先週、登場8週目にして待望の首位を獲得したケイティ・ペリー「ロアー~最強ガール宣言!」が早くも順位をひとつ下げ、 オリー・マーズの「トラブルメイカー feat.フロー・ライダー」が今週のNo.1に輝いた。

 ワン・ダイレクションを輩出したイギリスのオーディションTV番組『Xファクター』出身のポップ・シンガー オリー・マーズ。米国を代表する“お祭り番長”ことフロー・ライダーとタッグを組んだ同曲は、先週10位から一気に2位まで駆け上り、その勢いは衰えることなくTOP10入り3週目にして首位奪還に成功した。日本デビューアルバム『ライト・プレイス・ライト・タイム』の10月9日発売を受け、大手CDショップでも大々的に特集展開が行われるなど注目度もさらに高まる中、11月には待望の初来日。すでにソールドアウトしている単独公演もさることながら、1Dの初来日公演のオープニングアクトを務める予定となっており、さらに注目を集めることが予想される。UKが誇るポップ・スターが強豪ひしめく2013年後半戦チャートの台風の目となるか、次週以降の動向も見逃せない。

 2位のケイティ・ペリーに続き、今週唯一の初TOP10入りとなったのが3位のジャスティン・ティンバーレイク「テイク・バック・ザット」。あまりに名曲揃いで2枚に分けざるを得なかったという、ジャスティンの華麗なる復活劇・完結編『20/20 エクスペリエンス 2/2』の10月9日発売を受け、同作からのナンバーが一気に上位にランクインを果たした。4位以降もポール・マッカートニー、レディ・ガガと、超ビッグネームが名を連ねる中、今週もTOP10圏内をキープし大奮闘中のチャーチズを筆頭に、2013年、世界各国のフェスで最も注目を集めたと言っても過言ではない三姉妹バンド ハイムが11位、現在2週連続全米No.1獲得中のロードが13位と健闘しているのも、洋楽ファンならぜひチェックしておきたいところだ。