安田登(やすだ・のぼる)/1956年、千葉県銚子市生まれ。下掛宝生流能楽師。ワキ方能楽師として活躍しながら、全国で『論語』などを学ぶ「寺子屋」を開催。著書に『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』『能 650年続いた仕掛けとは』『野の古典』など(撮影/写真部・戸嶋日菜乃)