53年前「北海道」の大地を駆けた路面電車の風景 函館の風物詩「ササラ電車」とは?

  • 澄み渡った上川の秋空の下、旭山公園行の電車が走り去る。正面の下方には夜間に点灯する車幅灯が装着されている。旭川追分(撮影/諸河久:1967年10月3日)
  • 旭川四条駅に待機する東川行きの電車。その背後を宗谷本線の貨物列車が通過していった。右側に停まっているのはラッシュ時に増結する客車で、旧国鉄キハ05型からの改造車だった。(撮影/諸河久:1967年10月3日)
  • 札幌大通公園のブロンズ像と市電の競演。朝の通勤時、国鉄札幌駅に向かう市電は満員だった。三越前~グランドホテル前(撮影/諸河久:1967年10月3日)
  • 上空には架線が無く、未舗装道路に埋った二条の軌道が朝日に輝く。ラッシュの行列を横目に「マツダT1500型」三輪トラックが走り去った。新琴似駅前(撮影/諸河久:1967年10月3日)
  • 湯の川線を行き交う3系統の函館市電。背景の家並は疎らで、駒ケ岳山麓が遠望できた。駒場車庫付近(撮影/諸河久:1967年10月11日)
  • 東京都交通局の記念特別展で展示中の函館市電のササラ電車。その出自は大正期のヨヘロ型だった。ちなみに、ヨは四輪単車、ヘはベスチビュール装備(運転台前面風防)、ロは大正6(ロク)年に車体新造の略号。(撮影/諸河久:2011年7月13日)
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