タンチョウ。アイヌ語でサルロンカムイ、「ヨシ原の中にいる神」の名を持つ。非繁殖期は天敵を避けるために川をねぐらとする。夜明けとともに給餌場に向かう(北海道・2016年12月)
トキ。久保さんの故郷、佐渡島で撮影した最後の日本の野生のトキ。その後、国外では唯一の生息地である中国から鳥を借り、保護増殖事業を開始した(1970年12月)
ツリスガラ。冬、ヨシに潜む虫やガマの種子などを食べる。「これが撮れたとき、久保さんはすごい勢いで興奮していた。見る機会が少ないんですよ」(堀内さん)(神奈川県・2006年4月)
種子を奪い合うイカル。「久保さんはすごいな、と思った。いっしょに撮っていたんだけど、ぼくにはこういう表情をねらった写真はなかった」(堀内さん)(東京都・2005年2月)