動物園での猛禽類のショーで30メートルほど先から飛び立ちカメラ方向に飛来するミミズクを「トラッキング:ゾーンAF」で狙った。AFの食いつきを確認しながら手前約15メートルほどから、近すぎてフレームアウトする直前まで連写Hiモード撮影したのは1秒間にも満たなかったが、17コマ全てでかっちり顔の部分にピントが合っていた。なお、動物瞳AFの作動はこの個体とシーンでは確認できなかった●α9 II・FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS・344ミリ時・AE(絞りf6.3・1600分の1秒・+0.3補正)・ISO2500・AWB・JPEG(撮影/宇佐見健)
「押す間トラッキング」を割り当ててみよう(撮影/宇佐見健)
シグマ150-600mm F5-6.3 DG OS HSMを、マウントコンバーターMC-11を介してα9 IIに装着。使用可を示すLEDの点灯とトラッキングAFの作動を確認できた(撮影/宇佐見健)
ヨンニッパに2倍テレコンバーターを装着した超望遠800ミリで米軍のF-16戦闘機が行う格段に高速で派手な機動のデモフライトをミラーレス機の連写で追い切れるのは、AF精度もさることながらブラックアウトフリーEVFの効果が大きい●α9 II・FE 400ミリメートル F2.8 GM OSS・2X Teleconverter・AE(絞りf8.0・2500分の1秒・プラス0.7補正)・ISO800・AWB・JPEG(撮影/宇佐見健)
トラッキングAFは動体のためだけではない。超望遠やマクロレンズの手持ち撮影時など、ピンポイントのAFフレームに被写体を捉え続けるのが困難なシーンでも強い味方だ。ただしFnボタンで呼び出して即座に利用可能にしたいならカメラは常時AF-C設定が必須だ●α9 II・FE 200-600ミリメートル F5.6-6.3 G OSS・600ミリ時(絞りf6.3・1600分の1秒・プラス0.3補正)・ISO2500・AWB・JPEG(撮影/宇佐見健)