柳川電停付近で東山線から清輝橋線に分岐する「おかでんチャギントン」。実はこの写真、電車が手前に走ってくるのではなく、走り去る後追い撮影である。その理由は、走ってくるシーンでは、運転席の目玉のブラインドが開けられ、愛らしさが半減してしまうから。鉄道写真で後追いはあまり好まれないが、ことチャギントンでは後追いのほうがいい。ちなみに撮影は、後追いのほうがむずかしい ■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・7~14ミリF2.8・絞りf5・ISO200・AE・-0.3補正・JPEGスーパーファイン
桃太郎大通りを堂々と走る「おかでんチャギントン」。左ページの写真と同様に後追い撮影である。赤い車両は「ウィルソン」、青い車両は「ブルースター」だが、水戸岡さんにどちらがお好みか尋ねたところ、「う~ん、ウィルソンかなあ? 赤いから」。一方、おかでんの小嶋光信社長は「最初はウィルソンだったけど、ブルースターもいいねえ。青に黄色できりっとしている」とのこと。両者とも愛情あふれるコメントである ■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・40~150ミリF2.8+TC1.4・絞りf8・ISO800・AE・-0.7補正・JPEGスーパーファイン
ブルースター側から見た車内。実はアニメのチャギントンは外観のみで、内部はまったく描写されていない。そこで、水戸岡鋭治デザイナー、思案した末、ウィルソンとブルースターの外観からすべて創作した結果がこちらとなった