近年、夏の猛暑の影響で実質的な収穫量が全国的に落ち込んでいるという。どういうことか(写真はイメージ/gettyimages)
新潟県の米農家が米の選別で使用する「1.85ミリ」のふるい目。農水省が収量調査で使用するのは「1.7ミリ」なので、実際の収量は統計よりも少なくなる=米倉昭仁撮影
「農水省の統計上は『豊作』ですよ。でも、この周辺の農家で『昨年は米が取れた』という人は誰もいない」と話す、千葉県匝瑳(そうさ)市の米農家・伊藤秀雄さん=米倉昭仁撮影
米不足の発端となった2023年は、「精米歩留まりが驚くほど悪かった」と話す、新潟県南魚沼市の米農家・笛木竜也さん=米倉昭仁撮影