井上芳雄さんの帝国劇場内のお気に入りの場所は、調光室と呼ばれる照明の部屋。「スポットライトが写っていないと何の部屋かわからないですよね」と笑う。この椅子に座って舞台を見ることが多いそう(撮影:品田裕美)
井上芳雄さんが帝国劇場を初めて訪れたのは1990年代。「大学受験を前に上京したとき、『レ・ミゼラブル』を見たのが最初じゃないかな」と懐かしそうに会場を見渡した(撮影:品田裕美)
現・帝国劇場の最終公演を飾るコンサート「THE BEST New HISTORY COMING」で0番(センター)を務める井上芳雄さん。2月14日は鹿賀丈史さん、大地真央さん、松たか子さんをゲストに迎え、最後は全員で「レ・ミゼラブル」から「民衆の歌」を高らかに歌い上げた(撮影/上田泰世・写真映像部)
幅の広いオーケストラピットも帝国劇場ならでは。「帝劇はオーケストラピットも大きいから、お客様の顔はほとんど見えない。舞台に立つと暗闇に自分しかいないような気持ちになります」と井上芳雄さん(撮影:品田裕美)
ロビーの大階段を華やかに彩る、長さ20メートルを超えるという7枚の美しいステンドグラスも帝国劇場の象徴(撮影:品田裕美)
帝国劇場の象徴のステンドグラスが、対面にあるステンレス製のすだれに映り込んだ様子は、191名の俳優・スタッフが帝劇の思い出を語る保存版の書籍『帝国劇場アニバーサリーブックNEWHISTORY COMING』の表紙にも使われた(撮影:品田裕美)
現・帝国劇場の最終公演を飾るコンサート「THE BEST New HISTORY COMING」で0番(センター)を務める井上芳雄さん。オープニング曲「THE 帝劇」では、帝劇でこれまでに上演されたミュージカル53作品のタイトルが舞台いっぱいに躍った(撮影/上田泰世・写真映像部)
帝国劇場の舞台下、地下6階にある大ぜりの根元。役者さんは地下2階から乗り込むという。近年はあまり使われなかったというが、最後のコンサートではフルに使われ、観客の目を楽しませた(撮影:品田裕美)