牛車を引くために飼育された牛。牛使いは大人でも童(子ども)の身なりをしていたため、「牛飼童(うしかいわらわ)」とも呼ばれ、左右に付き添って歩く者は「車福(くるまぞい)」と呼ばれた
鷹は、引き出物や家禽として大事にされた。源氏物語では光源氏が明石君を大堰(おおい)に訪ねた際、別荘・桂の院で小型の鷹を用いた小鷹狩りが行われる
猫は、遅くとも弥生時代には日本に到来していた。住みついた先々で特定のグループ内での交配を繰り返し、外見的特徴の固定化が起きていたようだ