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「実は書評が苦手」 韓国文学ブームの引率者、翻訳家・斎藤真理子が書評では書けなかった思いを綴った読書エッセイ
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斎藤真理子（さいとう・まりこ）／1960年、新潟県生まれ。翻訳家、ライター。2015年パク・ミンギュ『カステラ』（ヒョン・ジェフンとの共訳）で第1回日本翻訳大賞。著書に『韓国文学の中心にあるもの』、近刊にくぼたのぞみとの共著『曇る眼鏡を拭きながら』がある（撮影／写真映像部・和仁貢介）
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