主人公の遺影のシーンから始まる衝撃的なデビュー作「富江」
初期作品の富江には幼さと妖艶さが同居している。「富江 地下室」より
伊藤潤二著『不気味の穴――恐怖が生まれ出るところ』(朝日新聞出版)では、アイデアやストーリーのつくり方、キャラクターの生み出し方など、伊藤さんの頭の中をさらけ出しています
作品を重ねるごとに富江の美しさも増していく。「富江 ある集団」より
伊藤潤二さん(撮影/朝日新聞出版写真映像部・東川哲也)