骨に恋した復顔師・戸坂は、「生」と「死」、「過去」と「未来」をつなぐ人でもあった(撮影/楠本涼)
日本で最古の全身骨格が出土した白保竿根田原洞穴遺跡。きれいに保存されていた3体のうち、2号人骨の復顔を作業中。眉丘が盛り上がっているところは、縄文時代人の骨格に近いという(撮影/楠本涼)
戸坂が「私のいちばん好きな骨です」という蝶形骨(模型)。頭蓋骨の中の、ちょうど目の裏あたりにある。レース細工のように美しいその骨は、まるで自然が生み出した美術工芸品のようだ(撮影/楠本涼)