寺子屋の子どもたちが成果を発表する「席書会」の様子。部屋のあちこちに書の作品が掲げられ、楽しげな雰囲気が伝わってくる。(一勇国芳「幼童席書会」の部分/国立国会図書館蔵)
長州藩(萩藩)の藩校「明倫館」は、幕末に数多くの英傑を生み出した。その跡地にある「萩・明倫学舎」は近年まで小学校として使われていた木造校舎を本館とし、明倫館の歴史を伝える展示室もある photo Hiroko/PIXTA(ピクスタ)
江戸時代の算術書のベストセラーとなった『塵劫記』は初版以来、何度も改訂版が刊行された。写真はその改訂版もその一つ。数の単位が説明されるなど、算術の基本的な知識が網羅されている(吉田光由『新編塵劫記』/国会図書館蔵)