富岡製糸場(富岡市)フランスの技術を導入してつくられた官営の製糸工場。養蚕が盛んで原料の繭が確保できることや燃料の石炭が近くの高崎で採れることなどから富岡に建設された。製糸技術開発の最先端として国内養蚕・製糸業を世界一に導いた場所。写真は昭和40年から使用された片倉製糸紡績時代の繰糸機、ニッサン自動繰糸機HR-2型(撮影/写真部・松永卓也)