■みんなが正直に言えばどうっていうことのない話
──昨日中村知事の国会要請も出たが、出席されるという考えでいいか。
いや、というかですね、それは国会が決める話で、私がどうのこうのという気持ちは全くありません。もし仮の話ですよ、国会の方で県の職員をどうのこうのっていう話が出たら、それはもう一地方公務員をそういう場に引っ張り出すとていうのは勘弁していただきたいと、代わりに私が行きますからっていう風なことはお話しすることになろうかと思いますけど、これはあくまでも仮の話で、自分が行きたいとか、できればもうこれで終わりにしたい。
みんなが正直に言えばどってことないと信じてますから、我々の立場は正規の手続きを経て、法的に問題なく、認可が下りたという前提でおこなってますから、これで我々はいいんじゃないかと思ってますけど。
──面会のレコーダー回してるかどうかは確認してない。
確認してないです。
──今後、音声データがあるか、起こしたメモがあるかは確認するか。
探して、先ほど申し上げましたけども、やれることはやってみたいという風には思います。
──以前、知事は獣医学部案件については「国にがんばってもらっている印象がある」と。どんなところから。
15回にわたっての構造改革特区がけんもほろろの対応で、県は一回あきらめて、サッカースタジアムっていうぐらいまで考えてた時期もありましたから。それが国家戦略特区でいったということは、15回の構造特区で、はねつけられた要因は、やっぱり獣医師会の既得権という岩盤だと思いますので。これを崩すってのは並大抵なことではないと。それはこの制度があればこそ、これは正しく行われてるという前提ですよ、この制度があればこそということでがんばっていただいてるなという風に思ってます。
■面会で「首相案件」との言葉が出て良い感触を得た
──面会で首相案件というキーワードが出たのもいい感触。
そうですね、僕らも国家戦略特区そのものが首相総理案件と、いう風には思いますんで、政府一体となって力を入れていただいてるんじゃないかなというのは、受け止めてましたけど。