――ということは、いま辞表は預かっている状態ということですか?

城島:私が、リーダーとしてメンバーの前で出してきたんですけども、事務所宛だったんですが、私が預かっております。

――先ほど松岡さんが私見ではあると仰いましたけど、そういう甘えがあるんだったら、TOKIO解散するべきだというような気持ちだったと仰いましたけど、そこらへんの心情はその場でもお話になったんですか?

松岡:もちろん言いました。

――それに対して山口さんは?

松岡:「だと思います」ということでした本人も。本人は自分から「TOKIOに迷惑をかけるのが嫌だから辞めたいと。辞めさせてくれ」と言いました。本来「そうだね」と言わなければいけないところなんでしょうけど、生まれて初めて辞表も見ましたし、30年間一緒にいた男のそんな姿を初めて見たものですから、何も返す言葉がなく、彼はその辞表を用意していたというとこで、ああ自分が思ってたことは彼にはちゃんと伝わっているんだというのは感じましたし、彼だけじゃなく他のメンバーにも僕はそう言いました。それがけじめだと思ったわけです。

 事が事なので。TOKIOはよくも悪くも皆さんに信頼していただけるというのがただあったものですから、特にあの男のキャラもあったと思います。そのショックがあったぶん、僕らのそういう付き合いもとんでもないことだったので、申し訳ないけどリーダーが持っていてくれという形で言いました。

――皆さんでお話をされたとき、山口さんが土下座をして詫びたということですけれども、メンバーの皆さんは山口さんにどのような言葉をかけられたのでしょうか?

城島:彼の会見を通じて彼の思いに私がどう思うか。テレビをご覧の皆さんと同じ状況私たち4人、彼の思いを聞いたわけでございます。実際に30日月曜の夜、どういうことを言ってくるかというのは、自分からではなくて、向こうから何を言ってくるかきっかけを待ってました。それで謝罪もありまして、事の経緯とかそういうふうに流れがなっていくんですけど、その言葉をかけるというよりも、30日の自分の番組で第一報を言わないといけない、本人に何も正直わかっていない聞いていない。

 他のメンバーは他の仕事で何ももちろん聞いていない。いろんな思いがあったその事件発覚後から5日間というか、言葉何を言っていいのか正直、私自身言葉が出ない中で、山口の話を途中まで聞いてたような気がします。そうしてメンバー全員何をきっかけに口火を切ってこう話した、何を言ったかは私自身も覚えていないぐらいだったのですが、ただやっぱり実際どうする、これからどうする、今何ができる、ということしか考えてなかったのが事実です。すみません。

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