1月クールのドラマが、3月末に次々と最終回を迎えた。不作と言われ続けているテレドラマ業界だが、「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」(TBS系)が安定の高視聴率でフィニッシュしたほか、木村拓哉(45)主演の「BG身辺警護人」(テレビ朝日系)も最終的に平均15.1%(ビデオリサーチ調べ。関東地区・以下同)を記録した。蓋を開けてみれば健闘したドラマも多く、スタート時は不調だったNHKの朝ドラ「わろてんか」も最終話は20%超えを記録するなど、注目トピックスも多かった。
一方、スタート当初からネットメディアの芸能ニュースで何かと“話題”にされていた吉岡里帆(25)主演の「きみが心に棲みついた」(TBS系)は、最終回の平均視聴率は8.3%だった。吉岡といえば、2017年にテレビドラマに連続して出演してブレイク。「2018年の活躍が期待される女優」として、注目を集めていた。1月クールも満を持しての主演となったが、なぜか、一部の女性から受けが悪く、女性週刊誌や女性向けネットメディアの格好のターゲットとなっていた。
「吉岡はSNSで一部の女性から批判が多く、反応する人も多いので記事が作りやすいのも事実です。『あざとい』『見ていてイライラする』といった批判が主だったものですが、そう思われるだけの危うさがあるんです。例えば女性誌『ar』3月号(主婦と生活社)の出演に合わせ、同誌インスタグラムに動画が投稿されたんですが、『春になったらやりたいこと』として『春は1人で外でギターを弾く』と言い、投げキッスをしていた。同誌のインスタアカウントは27万人もフォロワーがいるのに、いかにもつっこまれそうなネタを投下してしまうのは、本人の資質なのか……。炎上って言うほどではないんですけど、ツッコミやすいのは確かです」(女性向けネットメディアの編集者)
一方、女性受けがいまいちだった理由は、ドラマの設定にあるという指摘も。