余談ですが、我が家もこの春に東京から京都へ移住をしました。引っ越しで子育て世帯がとにかく迷うのが部屋数です。実は4LDK、5LDKと部屋が多ければ暮らしやすいというものでもありません。また、よく誤解されるのですが「部屋数が多い」=「広々している」という訳でもありません。

「将来子ども部屋にしよう」と思いつつ、それが5年も6年も先で、その間部屋が無目的に物置化してしまうことはよくあります。それは部屋を使いこなせないことで、辻褄を合わせるかのように部屋に物が溜まっていってしまうのです。

「物置になってしまっている」のか「物置として活用している」のかは似ているようで全然違うのです!

■ポイント3 子どもの成長と部屋数をしっかりイメージしよう!
 □引越し先の家には何年くらい住む予定ですか?
 □子どもが何歳くらいで独立した部屋を持たせたいですか?
 □それは何年後くらいですか?
 □子どもがひとり部屋を使うまでの間、その部屋は何に使いますか?

 不動産屋さんって、土地や地域環境などには詳しくても子育て世帯の暮らしや生活についてまで詳しいとは限りません。だから、何となく部屋数の多い間取りをオススメしたり、使い方の提案なんかをしてきたりしますが、それって本当に自分達の生活にあっているかどうか、ちゃんと疑ってかかった方が吉。

 自身も子育て中の方や、間取りについての勉強もしっかりしている不動産屋さんと出会えたらこれは本当にラッキーです!

 また、今回の移住で我が家が失敗したのが「不動産図面と実際の間取りの違い」でした。内見で色々回った時、不動産屋さんが今回決めた部屋の間取り図だけ持ってきておらず、しかも東京から京都だったので何度も見に行くこともできませんでした。

 ところが、東京に帰ってもらった図面と写真を見比べると収納の位置が違っている!まさか後でもらえる図面が実際と微妙に違っているなんて思いもしませんでした。

 遠隔地の引っ越しの場合、現地を見ながら正確なプランをたてるわけではないので、図面が違っていると結構致命的なのです。なので、違っている部分がないかどうかは必ず確認するようにしましょう!

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