映画作家の大林宣彦さん(80)は2016年8月、肺がんのステージ4と診断された。余命3カ月。新作「花筐/HANAGATAMI」の撮影開始のタイミングだった。それから1年半近くが経ち、映画は完成(昨年12月公開)し、次回作に挑む。がんと共存し、仲良く語り合っているという大林さんに、元国立がんセンター総長の垣添忠生・日本対がん協会会長が聞いた。

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