もちろん、アキラ100%のハダカ芸も立派な芸ではある。そのアイデアや動きの一つ一つに工夫が詰まっていて、一朝一夕に真似できる代物ではない。ただ、彼のハダカ芸は「芸」である以上に、パフォーマンスそのものが1つの「事件」として価値を持っている。

 1月1日放送の『爆笑ヒットパレード2018』でも、アキラ100%が股間を隠すのに失敗して、局部を露出してしまったことが大きなニュースになった。こういう形で話題になるのは、ハダカ芸が「笑えるかどうか」以外の部分でも人々に興味を持たれている証である。

 ハダカ芸は、見えてしまうのかどうか、見えてしまったらどうなるのか、という緊張感も含めて楽しむものだ。アキラ100%があの格好で生放送のテレビ番組に出演することは、それ自体が「事件」としての価値を持っているのだ。

 堀江もまた、存在そのものが事件であるような人物だ。堀江が『R-1』に参戦するとなれば、それだけで話題性は十分。どんなネタをやるのかということに世間の注目が集まる。そして、仮に予選を順調に勝ち進んだとすれば、堀江が決勝に上がれるかどうか、というのも大きな話題になるだろう。

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