「こんなに売れっ子の遠藤さんですが、実は『お小遣い制』だというんです。以前、『いざというときに使いなさい』とクレジットカードを持たされたそうなのですが、初めて使ったのがなんとキャバクラ。のちに明細が届くことも知らず、呑気に構えていたところ、明細がいざ奥さんのもとへ。キャバクラ遊びがバレると、目の前でハサミでチョキチョキとカードを切られたそうです。ドラマやバラエティー番組のオンエアもふたりで一緒に見ていて、見終わったあと、『あの部分ちょっとやりすぎ!』などダメ出しを受けることもあるそう。腑に落ちないときもあるようですが、奥さんのいうことをずっと聞いてきて『今の自分自身は女房が作ってくれたものだと感謝しています』とトーク番組で話していました。コワモテなのに恐妻家で愛妻家、そしてバラエティー番組などで見せるお茶目さなど、外見とのギャップがどんどんファンを増やしている理由だと思います」(女性誌の編集者)

 お酒が大好きで、酒席で隣に座ったサラリーマンなどの悩み相談に乗ることもあるという気さくな遠藤。一般人や視聴者はもちろん共演者やスタッフからも愛されている。

「人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で共演した米倉涼子さんからは『憲一』と呼ばれているとか。『女の人に呼び捨てにされるのが好きなんだよね』と遠藤さんはニコニコと話していました。また共演が多い浅野ゆう子さんは『遠藤さんはものすごく甘えん坊さん』だと言っていました。浅野さんが劇中でアドリブをすると『本番中でも、役ではなく、遠藤憲一で笑う』と言い、コワモテとのギャップが『かわいい』そうですよ(笑)」(同)

 2018年にはテレビ朝日系ドラマスペシャル「白日の鴉」で痴漢冤罪に合うサラリーマン役に挑む遠藤。新年早々、さらなる彼の新境地が楽しめそうだ。(ライター・天野まひる)