

いまハリウッドで最も注目されている子役、マッケナ・グレイス、11歳。抜群のファッションセンスとキュートな笑顔が魅力で、有名俳優との2ショットも続々と投稿するインスタグラムのフォロワー数は46万人以上に上る。彼女の最新出演作、『gifted/ギフテッド』が11月23日に公開される。『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督による、心温まる家族愛の物語だ。マッケナは母を失い、叔父と暮らすことになった天才児メアリーを演じた。2017年8月の来日時のインタビューをお届けする。
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──メアリーを演じる上で気をつけたことや意識したことはありますか?
それは、特別な能力を持った人たちを忠実に演じるということ。私は最初そういう人たちを、テストの答えも全部知っているし、とても人気者なのかなって思っていたの。だけど、人と違うということは決して人気者ではないこともあるとわかった。私はそういった役を演じることをとても大切だと思ったし、ちゃんと演じなくてはいけないと感じました。
──撮影で難しかったシーンはありますか?
一番難しかったのはフランク(メアリーの叔父)の顔を引っぱたかなければいけなかったシーン。フランクを演じたクリス・エヴァンスは私の友達だし、「もっと強くたたいて」と言われてもたたきたくなくて、どうしていいかわからなかった。そのうえ、あのシーンは泣かなければいけなくて、とても難しかったわ。
──お気に入りのシーンはありますか?
一番好きなシーンは、フランクが捨てられてしまった猫のフレッドを助けるシーン。フレッドだけじゃなく他の2匹の猫も助けるところが私は大好き。
──あなたはいまファッション雑誌でも引っ張りだこでファッショニスタとしても活躍していますが、普段はどんな服装が好きですか?
ステラ・マッカートニー、ミッソーニが好きよ。普段着では楽しい洋服も好き。スタイリッシュだけど着やすいもの。今日も実は着心地のいいシャツとスカートを着ていたの。