第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝進出を懸けた準決勝、E組1位の日本とF組2位米国の対戦は2―1でが米国が勝利した。その結果日本は2大会連続準決勝敗退。米国は3月23日に行われる決勝へと駒を進めることになった。
先発の菅野は4回に2死から6番・マカチェンにタイムリーを浴び先制を許すも、6回まで1失点と好投をみせる。
6回裏にミスで先制の原因を作った菊池涼介がミス帳消しとなるソロ本塁打で1―1の同点に追いつく。
7回からは2番手の千賀が登板。日本は決勝進出に向け、必勝態勢を整える。8回米国は1死二、三塁のチャンスを作る。ここで2番、A・ジョーンズは三塁正面のゴロになったが、松田が打球をはじく痛恨のミス。三塁走者が生還し、米国が1点を勝ち越した。
8回の裏、日本は1死一、二塁のチャンスを作るも、4番の筒香は右飛に倒れ、同点はならなかった。試合はこのまま1―2で終了。菅野―千賀の必勝リレーが思いもよらない守りのミスで崩れた日本は前回大会に続き、準決勝で姿を消すことになった。