大量補強の一方で、大量放出ありとされていたドルトムントは、リヴァプールも含めたMFクリスティアン・プリシッチ(17)へのオファーを却下。DFニーヴェン・スボティッチ(27)、DFパク・チュホ(29)、FWアドリアン・ラモス(30)に対するオファーもすべて断り、ベンチ要員をほぼ残すという結論を下している。

 なお、中国のコンソーシアムに身売りしたものの、契約手続きがまだ完了していないミランは、最終日にラストスパートなるかと思われたが、結局主力級の獲得ができず。定位置確保に苦しむFW本田圭佑(30)には夏を通じて有力なオファーがなく、このまま残留となった。

 最後に、忘れられた存在となりかけていたFWマリオ・バロテッリ(26)だが、最終日にニースへフリーで移籍することが決定。リヴァプールとの契約が満了するも買い手がつかず、今季所属先のめどが立っていなかったが、ようやくフランスに新天地を見つけた。ニースは「家族的な雰囲気の中、マリオがサッカーをする喜びを見出してくれれば」とコメントしている。