女子バレー日本代表は現地8日、グループリーグ第2戦を戦った。相手はアフリカを制し、五輪初出場を果たしたカメルーン。これが初対決ということに加え、初戦の韓国戦を落としたことにより「もうこれ以上は負けられない」というプレッシャーがのしかかり、序盤はシーソーゲームが続く。
ジャンプ力を生かし、サイド、ミドルから攻撃を仕掛けるカメルーンに先行され、9-11と追う展開を強いられた日本。嫌な流れを変えたのは、キャプテン、木村沙織のサーブだった。コート前方にポトリと落とすサーブが効果を発し、13-11と連続得点で逆転。その後も韓国戦から好調を維持する長岡望悠のスパイクやブロック、石井優希のスパイクで得点を重ねた日本がカメルーンを突き放し、25-20で第1セットを先取した。
波に乗りたい日本だが、第2セットもカメルーンに先行される展開から脱することができず、眞鍋監督は3-7と前半でタイムアウトを要求。さらにカメルーンが1点を追加し、3-8とリードを広げられると、セッターの宮下遥に代え、田代佳奈美を投入した。