マイアミ・マーリンズのイチロー外野手は現地6日、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦の8回に代打で登場。三塁線への内野安打を放ち、メジャー通算3000安打へ王手をかけた。試合はマーリンズが6-12で敗戦。
イチローはマーリンズが3-12と一方的にリードされた8回表の先頭で、主砲ジャンカルロ・スタントン外野手の代打として登場。ロッキーズのリリーフ右腕ジョーダン・ライルス投手と対戦する。カウント2-1から2球ファウルの後、外角のフォーシームを流し打つと、打球は三塁線へ。これをノーラン・アレナド三塁手が素手でさばいて送球したが、イチローの足が勝って内野安打となった。
これがイチローにとって12打席ぶりのヒット。この後、押し出し死球で生還を果たすと4番・ライトとしてそのまま守備に就いたイチローに、7点を追う9回の無死一塁で2度目の打席が回る。ここでは右腕スコット・オバーグ投手の速球をはじき返したが、オバーグの好フィールディングに阻まれてピッチャーゴロ。偉業達成は次戦以降へ持ち越しとなった。