男子柔道60キロ級銅メダルの高藤直寿は、「攻めに徹しすぎたというのが敗因。攻めと慎重さのバランスがかみあわなかった」と悔しさを見せる一方、敗者復活戦から勝ち上がって銅メダルを獲得したことに「胸を張って銅メダルを提げて帰ろうと思う」と語った。
さらに、敗者復活戦に臨む前、「応援している人たちに何か持ち帰らないと」と気持ちを切り替えたという高藤は、「今までこんなに人の温かさを感じたことがなかった。みなさんの気持ちを感じながら戦えたことは、柔道だけじゃなくて人生にとってすごく大きな経験だった」と自らの胸中を言葉にした。