Y 日本の企業に全部落ちて、やっと決まったのが、今、勤めている外資系の金融企業だったんだ。

倉田 たまたま性に合っていたんでしょうね。外資の荒波をものともせずに前に進んじゃうんだから、頼もしいなあ。

E 考えてみると、専業主婦をしている人って少ないよね。就職しても、半分以上が転職している気がしない? 私もSちゃんも転職組だし。

倉田 女子もエリートが多いけど、世の中の人がうらやましいと思うかって言うと、結構微妙だと思うの。だって、女の勝ち組は専業主婦でしょう。「いつまでも働いているなんて、かわいそうね」って言う人がいるぐらいだから。

Y 息子の学校のお母さんに「お仕事してらっしゃるの? あら大変ね。まあ、大学を卒業してからずっと?」って驚かれた。別にお金に困っているわけじゃないんですけど、みたいな。

倉田 20代でエリートと結婚して子供を産んで、40代に入ったら、毎日3000円のランチを食べる、みたいな典型的セレブ街道を歩んでいる女は、一橋には少ないよね。

E というか、一人もいないんじゃない?

Y 周りをみると、やっぱり第一線で活躍していて、ハッピーな女子が多いよね。

S みんな自分の生き方に誇りを持っている気がする。

Y 私が一橋を出て本当に良かったと思えたのは、40代になってからかな。子育てが一段落して、同級生の女の子とよく会うようになったのね。彼女たちと話していると、みんな個性的で優秀だし、面白い。

倉田 私からも言いましょう。一橋に来たら、人生なんとかなります! って、私が言っても説得力ないか……。

 ほかに、「政治デモはなぜ起こる?」「日本企業が生き残るためには?」といった世界や日本の問題に最前線の教授たちが答える「われらは社会の“ドクター”!」や、「白熱!ゼミナール」「なぜ、これほど就職に強いのか?」「キャンパスガイド 国立(くにたち)においでよ!」など、一橋のすべてが分かる特集盛りだくさん。キャンパスを彩る美しいグラビアもお楽しみください。

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