


「事態が収束し、一日も早く全ての人々が穏やかな暮らしを取り戻せることを祈って。これからも一緒に頑張っていきましょう」
俳優の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団は4月27日、「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)を立ち上げたことを発表した。
「for you だけど for me でもある」(“あなたのため”が“自分のため”になる)をコンセプトに、「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」を理念とするファンドを目指す。
同日午前11時に公式ホームページがオープンし、活動の第一弾として、新型コロナウイルス対策の支援に取り組む。
医療関係者やその子どもを含めた家族の支援、そして両親・ひとり親感染家庭の児童の預かりなどの支援を行うことを目的とした「新型コロナプロジェクト」を基金の中に立ち上げた。「新しい地図」として、同プロジェクトに3000万円の寄付をするという。
同基金が生まれるきっかけは昨年のこと。「新しい地図」が始まって 2 年という節目に、「どんな時でも応援していただいている皆さんの支えにより、現在の自分たちが存在している」「この感謝の気持ちを何かの形にしたい」という「新しい地図」の申し出に、日本財団が応える形で体制が構築。「皆が一つになった時にそれが大きな力になる」との思いから、一つのポケットに皆さんの愛を入れていく「愛のポケット基金」構想が誕生した。 主に『生きにくさ』を抱えている女性や子供への支援や高齢者・地方創生に係る支援を行っていく基金を今春に立ち上げ、ファンミーティングの場で発表するように準備を進めていた。
そんな矢先に、新型コロナウイルス感染拡大に世界中が見舞われたことから、まずはコロナ対策に取り組むことを決意。
「新型コロナプロジェクト」は現在、9月30日までの取り組みとしている。今後、同ファンドでは金銭、物資面に限らず、支えを必要とする人々に寄り添う取り組みを展開予定。