●愛されてるんだと実感
安田:どこも印象に残ってるけど、僕らアンコールでファンの方々から「エイト、エイト」って掛け声をもらうんです。長崎では「もってこ~い」だった。聞きなじみなくて驚いたけど、「アンコール」って意味で。ファンの皆さんが一生懸命思いを伝えようとしてくれているのを見て、僕らは愛されてるんだな、というのが実感に変わりました。
横山:あったかいよなぁ。
大倉:会場の規模が小さいから、ドームツアーではできないようなお客さんとのキャッチボールができるのがいいよね。
丸山:MC中に聞いたら、12年前の47都道府県ツアーにも来てくださってたお客さんが結構いて。変わらず応援してくださってるんだなぁと思うと、本当にうれしかったです。
村上:おばはんになってたもん、みんな。
横山:それはそれでいいよね。
村上:うん、うれしいですよ。子どもとか旦那さんも一緒に連れて来てくれたりして。
横山:どっか年を取るのは悪い、みたいな感じもあるけど、全然そんなことない。みんなで年を取っていくって、本当にいいなぁと思いました。
村上:そうそう。僕らもおっさんになっとるわけやからね。幸せですよ、みんなで年を重ねていけたら。
●パワー落ちるはずない
「アップデート」はグループとして常に掲げる目標でもある。
安田:僕らにはゴールがない。関ジャニ∞というグループが存在し続けている限り、音楽性も僕ら自身のレベルもアップデートし続けていきたい。それは永遠に止まらない欲求だと思います。向上心しかないです。それは5人とも同じ気持ちだと思う。
横山:またドームツアーもやりたいですしね。パワーダウンはしたくないというか……。
丸山:(突然大声で)するはずないんですけど!!
全員(爆笑)
大倉:突然なんなん。
横山:コメント泥棒しよった。
丸山:今後ともそんな俺たちに刮目せよ!(キメ顔)
村上:キマッたな~(笑)。
(ライター・大道絵里子)
※AERA 2020年5月4日号-11日号