安倍晋三首相は4月27日の経済財政諮問会議で、対面による手続きを見直し、押印も省略してオンライン化を急ぐよう指示した。いま労働局やハローワークの窓口が混む要因となっている「雇用調整助成金」の申請などを改善する。
見直し機運が高まるなか、死後の手続きなどもより便利になっていく見通しだ。身近な役所の窓口がどう変わるのか普段から気を配り、うまく使いこなしたい。
そのためのポイントをまとめた。オンライン手続きは高齢者には慣れていないと大変だ。まずはネットで役所のホームページを見るなど、簡単なことから始めよう。わからないことは家族や役所に聞いてみる。いまからゆっくり準備しておけば大丈夫だ。(本誌・池田正史、多田敏男)
※週刊朝日 2020年6月5日号より抜粋