木村家の“ゴッドマザー”と言われるようになった工藤静香(C)朝日新聞社
木村家の“ゴッドマザー”と言われるようになった工藤静香(C)朝日新聞社
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 木村拓哉(47)266.2万人、工藤静香(50)75.3万人、Cocomi(19)183.6万人、Koki,(17)327.4万人、全員をあわせるとキムタク一家のインスタグラムのフォロワー数は実に852.5万人にものぼる(7月14日時点)。

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 ネット上でも、誰かがインスタグラムを更新するたびにニュースが流れ、一家のニュースを見ない日はないほどだ。

「特に娘2人がデビューしてからは、木村家の露出がかなり増加しました。それまで封印していたファミリー感も全開になりましたからね」

 こう話すのはスポーツ紙記者だ。

 2018年に次女・Koki,が『エル・ジャポン』で華々しくモデルデビューし、今年3月には長女・Cocomiも『VOGUE JAPAN』の表紙でモデルデビューした。

 その後Kokiは日本人初&最年少の「ブルガリ(BVLGARI)」アンバサダーに就任、続いて「シャネル(CHANEL)」のビューティーアンバサダーにも起用されて話題になったが、一方のCocomiはといえば、こちらも『ディオール』のジャパンアンバサダーに就任している。

「娘たちはどちらも海外のハイブランドと契約しましたが、これは静香さんの強い意向だったと聞いています。彼女は姉妹がまだ小さいころから、二人とも海外でも通用するアーティストに育てたいと考えていたそうで、インターナショナルスクールへ通わせたのもその一環。デビューの舞台を『エル・ジャポン』や『VOGUE JAPAN』という世界的ファッション誌に選んだのも静香さんの戦略です」(ファッション誌エディター)

 だが、工藤のターゲットはさらにその先にあるという。

「ここ数年でハイブランドはSNSでの発信に力を入れて展開していますが、その中でも増えつつあるのがインフルエンサーによるマーケティングとコラボレーションです。たとえばショーなどに人気インスタグラマーを招待して、その様子を全世界に発信してもらう。またエンタメ界で活躍するインフルエンサーをアンバサダーに起用して拡散してもらう。静香さんはそうした世界的なインフルエンサーとして影響力のあるポジションを意識しているのかもしれません」(同前)

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新ブランドの立ち上げ計画も