歌舞伎界の“新プリンス”と呼ばれる尾上右近(28)。曾祖父は演劇の神様と言われた六代目尾上菊五郎、祖父は昭和の映画スター・鶴田浩二というまさにサラブレット。しかし実は歌舞伎役者の家ではなく、江戸浄瑠璃の清元節家元の出身で2018年には7代目清元栄寿太夫を襲名。歌舞伎の歴史の中でも珍しい、役者と清元(演目の歌い手)の二刀流として歌舞伎界を盛り上げている。
そんな古典芸能の素晴らしい担い手の右近だが、最近はぶっちゃけキャラとしてバラエティ番組などで人気となっている。
「6月末に出演した『ダウンタウンなう』では、親友たちに意外な素顔を暴露され、彼のイメージが一変しました。歌舞伎役者の尾上松也さんは、右近さんが毎朝母親とハグしたり、恋愛を母親に報告したり、とにかくマザコンであることを暴露。出かけるときの服装もチェックしてもらっているという話にはスタジオ中が驚きに包まれていました。また、松也さんによれば『すぐ泣く』キャラでもあるそうで、『彼女に振られたときも、自分が彼女を振るときも泣く』こともバラされていました。ほかにも、堀越高校の同級生で俳優の布川隼汰さんからも、高校時代に女優の河北麻友子さんに告白して玉砕した過去をバラされる始末。マザコンが原因で何人もの女性と別れたことまで明かされ、しどろもどろになる右近さんにSNS上では『尾上右近いいキャラしてるなー』『笑いすぎて顔が痛い』などの声が上げられ、盛り上がりを見せました」(テレビ情報誌の編集者)
マザコンキャラとして母親への愛の深さを明かされた右近だが、カレーに対する愛情も深いことでも有名だ。
「アウト×デラックス」(フジテレビ・2月6日)に出演した際は、1年でカレーを360食は食べると語り、「1日に5食(カレーを)食べちゃう時もあります」と豪語。食べるにとどまらず、毎年の自主公演の際にはオリジナルのレトルト「ケンケンカレー」を会場で限定販売するほどだという。
「右近さんはマツコ・デラックスさんの超お気に入りのようです。テレビ番組で共演した際も、マツコさんは『かわいいわ~』を連発。ふだんはゲストに辛口対応で知られるマツコさんですが、「(体臭で)むせたいもん!」「またちょっとポンコツ具合がいいわ、かわいいわこれ」と乙女モード全開で、激甘の対応になっていました」(同)