そしてもう一つ、もっと語られていいと思っているジャニーズグループがいる。それは「男闘呼組」である。光GENJI、少年隊の時代に、中学生の男子でも「格好いい!」と言いたくなったのが「男闘呼組」である。デビュー曲「DAY BREAKE」はもちろんのこと、セカンドシングル「秋」、そして「TIME ZONE」まで。バンドソングとして名曲揃い。

 と、ジャニーズソングのすごい所はどの年代でも熱く語れてしまうところ。今、現在、嵐の曲はサブスクでも聞くことができるが、是非、昭和80年代にデビューしたジャニーズグループのサブスク解禁を熱く希望する。トシちゃん、マッチ、THE GOOD-BYE、シブがき隊(あ、シブがき隊の「KILL」って曲も超名曲です)、光GENJI、少年隊、男闘呼組、忍者。

 この皆さんのサブスク配信を本当に本当に待ち望んでいる。

 ちなみに、このあと、アイドル冬の時代と言われた後に、SMAPがバラエティーとドラマを武器にして新しい売れ方としていくのだが……また、そこもおもしろい。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

暮らしとモノ班 for promotion
大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?