新型コロナウイルスの感染拡大に伴い働き方やライフスタイルが変わったことで、在宅時間が増えた夫婦の「コロナ離婚」の増加が懸念されていたが、実際の離婚件数は減少しているという。
8月25日に厚生労働省が発表した人口動態統計速報では、今年1~6月に離婚した夫婦は10万122組となり、昨年同期比で1万923組減少、実際には9.8%の大幅減という結果だった。
だが芸能界では、離婚の前段階ともいえる別居が増えていると話すのは芸能ジャーナリストだ。
「芸能人は仕事の浮き沈みが激しいいので、それによって今まで気づかなかった価値観や人生観の違いが顕在化して距離が生まれやすい。別居を経ての離婚予備軍は少なくないと思いますよ」
実際、8月4日発売の『女性自身』(光文社)は篠原涼子(46)が夫の市村正親(71)と2人の子どもたちと離れ、3月初旬から別居していると報じた。一方、2年前に結婚した前田敦子(29)と勝地涼(33)も6月25日発売の『女性セブン』(小学館)で勝地が家を出て妻と1才の子どもとは別のマンションで暮らしていると報じられた。
「篠原はちょうど主演ドラマ『ハケンの品格』の撮影中でしたから、家族に感染させないための緊急措置としての別居です。撮影が終わった8月末頃には自宅に戻る予定だそうです。でも前田と勝地の場合はコロナ別居とはいえ、夫婦間で育児などをめぐって意見の食い違いがあったようです」(女性誌記者)
また8月21日発売の『FRIDAY』(講談社)は、GLAYのTERU(49)とPUFFYの大貫亜美(46)が別居、離婚疑惑も浮上していると報じた。
「記事によると、TERUの所属事務所は新型コロナウイルスの感染予防のために所有している複数の部屋を使い分けて生活していると話しています。お互いの仕事のことを考え少しでも感染のリスクを減らすための別居ということですが、実は夫婦関係は冷え切っているという情報もあるようです」(同前)