堀江:それは、希望のところに就職できないってことでしょ。ようはぜいたくなんですよ。

勝間:ぜいたくって言ってもなあ。

堀江:そういうのをぜいたくって言っちゃだめなんですか? 僕はぜいたくだと思う。

西村:現代の新卒の人が、バブル時代に希望のところにいけた新卒の人と同じだと思って「自分たちもいけるはずだ」って考えるのがそもそもの間違いでは?

堀江:湯浅誠さんとかそうじゃん。湯浅さんにこの話をしたら、ジーッとにらんでくるよ、こんな感じで(急に真面目な顔になり、机の端をにらみだす)。

西村:「昔の日本はよかったよね。でも、いまの日本は違うよね。だから、希望の会社に行けないのは当たり前じゃん」って考えれば、就職はできると思う。

勝間:でも現状は、地方の高卒だと、働き口が少なくてかなり厳しいですよ。

西村:地方は厳しいなら、仕事のあるところに引っ越すしかない。

堀江:そう言うと、「引っ越すのが嫌だ」って言うんだよなあ。

週刊朝日

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