メイン画像
メイン画像

今週は、週末に向けて、複数の気圧の谷が日本付近を東に進むため、北から南まで天気が崩れそう。これまで居座っていた寒気が緩むため、北は雪に雨がまじり、南は雨が降りやすい見込み。しばらく続いた厳しい冷え込みは緩むところが多い。

この先の気温 平年より高い日が多くなる

この先の気温は、先月から繰り返していた寒波がお休みするのが、ポイントです。

tenki.jpの2週間天気によると、最高気温、最低気温とも、あす木曜日までは真冬の寒さが残る日もありますが、金曜日ごろからは平年並みか高く、来週半ば頃を中心に、かなり高い日が現れそうです。

これまでのような、強い寒気は影を潜め、寒中らしくない日があるでしょう。

厳しい寒さに、思わず身を縮みこめていた方も、ほっと一息ついて、少し背伸びできそうです。

この先の天気 雪ではなく雨が降る

この先の天気のポイントは、雪ではなく雨が降りやすくなることです。

あす21日(木)の夜には、北海道から東北にかけて雪や雨が降り、中国地方から九州、沖縄にかけて雨が降る見込みです。

その後、24日(日)にかけては、沖縄から北海道にかけて天気が崩れる所が多くなるでしょう。大雪が降った九州や山陰、北陸、東北でも雨が降りやすくなり、雪が降ることがあっても、標高が高い所に中心が移るでしょう。北海道は、まだ気温が低いため雪が降りそうです。

雨が降りやすくなるのは、冬型をもたらす寒気が弱いためで、日本付近を低気圧が通りやすくなるためです。

大雪の影響が残っている地域では、雪崩の危険性が高まりますから、ご注意ください。