こうして、ここで今回のいきさつを書くと今度は「何、言い訳してん だ!」って書き込まれる可能性もあるわけですよね。でも、そう書き込んでくる人も、そもそもYouTubeライブは見てないわけです。

 話は少しそれますが、「アッコにおまかせ!」で竹山のコーナーができていて、小池都知事に対して俺が意見を言わなければならないと。前日にABEMATV「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」という番組で舛添要一さんと上田令子都議会議員と小池都知事のやってきたことを洗い出していった。その生放送で聞いたことのひとつを「アッコにおまかせ」で話しました。

 そうしたら、ネット記事で日曜の午後から書かれ出して、「アッコにおまかせ!」でも「土曜TheNIGHT」で話していますと前置きした上で言っているのに、その番組を見ないで、「竹山がまだデマ言っている」と。いやいや、上田さんとか舛添さんが話しているんだから、それ見てください。

 ネットっていい面、悪い面あるけど、文字だけでやりとりしていくと、どんどん進んでいってしまう。誤解を恐れずに言うと「報道ステーション」のWebCMが批判されたけれども、文字だけでどんどん拡がった典型ですよね。あのCMに腹が立つのはわかるけれども、これから何かを表現するときは、想像力を湧きたてるものはダメなんじゃないかなと思った。“ジェンダーのことを議論するのはダサくない!?”という表現で男だとか女だとか関係なく、その先の先の話をしているわけで、議論するのがダサくないということを“議論してはいけないのか? ととらえる人もいるわけですよね。

 CMの”コイツ“って言うセリフに反応している人もいたけど、”コイツ“っていう言葉だってトーンとかで様々なとらえ方の違いが出てきますよね。だから、一律に分かりやすく全てを表現してあげないと、誰かしらが文句を言い出す。それは昔からそうで、どんなに優良な番組を制作しても誰かしらから文句を言われていた。100%納得するなんて世の中不可能なんだから。

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文字で表現されてしまうのは大変