カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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東スポWeb(https://www.tokyo-sports.co.jp/)より
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 様々な発言がネットのニュースで取り上げられるお笑い芸人カンニング竹山さん。ネット記事に頻繁に書かれる竹山さんが“こういうことか!”と改めて体感したことがあったという。

【竹山暴露と書かれた東スポ記事はこちら】

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 先週の土曜日に「竹山報道局」という自分たちで制作している番組に東野幸治さんをゲストに呼んで放送しました。その番組はオンラインサロンで会員にならないと見られないので、放送の10分前くらいから誰でも見られるYouTubeライブをやったんです。「こんなスタジオでこの番組はやっています」とか「東野幸治さんがゲストですよ」とか、番組の本番に入ったらYouTubeライブは切るというやり方で。

 YouTubeライブにはリアルタイムで書き込みがくるので、その書き込みに対して笑い的なイジリのやり取りをしていました。このコラムで文字だけで表現するとうまく伝わらないかもしれないですが、例えば、“ハゲ、ハゲ”と書き込んできてくれたものに対して、“うっせぇな、バカヤロー、ハゲじゃねぇー!”と、書き込みを読み上げながら答える。そして、スタジオにいる人が笑うみたいなやり取り。

 その日、地上波では「オールスター感謝祭21春」(TBS)がやっていたので、書き込みのひとつに“感謝祭出られないから、こんなことやってんだろ!”というのがありました。それに対しては、“違うわぁー! 断ってんだよ! ベテランになると結構断ってんだよっ!”なんて、話をしていたんです。YouTubeライブでは話していませんが、感謝祭を断るもなにも、オファーも来てないし、そもそも裏番組に出演しているし。そんな感じのやり取りで笑いながら面白おかしく盛り上がって、「YouTubeライブを切りますね」と「竹山報道局」へと移行したわけです。

 YouTubeライブを見た「東京スポーツ」のネット記事を書いている人が、どういう記事を書いたかというと「カンニング竹山が暴露“オールスター感謝祭断った”“ベテランは意外と断ってる”」というタイトルのネット記事。全然、ニュアンスが違うんですよ(笑)。

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